定時後フライ日誌

毎日釣りがしたい

Vol.1今年最後のヤマメ釣り

先々週の日曜日、友達と一緒に今年最後のヤマメ釣りに行ってきた。

この日は五木に流れる川辺川のとある支流に入渓。9月の終わりにはふさわしくないピーカンの空の下、汗をダラダラと垂らしながら釣り上がる。ティペットの先についてるフライは夏の定番“ピーパラ”私にとっては相棒と呼べるフライだ。

いつもは反応のいいこの支流のヤマメも、シーズン終盤になると連日の釣り人にいじめられて少し臆病になっていた。

いつも出るはずのポイントからヤマメの反応を得られない。この日はガイドとして友達を案内していた。どうしても釣ってもらいたくて焦り始める。ヤマメが確実についているレーンにフライが着水するたびに「よし!そこで出ろ!」と何度も唱えるが水面は一向に割れないままである。友達も焦りが出始めているらしくミスキャストや、枝に引っけることが多くなってきた。そして、そういう時に限ってヤマメが反応してきた。集中力も途切れかけた時に水面を大きく割って出たヤマメは友達の竿を一瞬大きくしならせてから流れの中に帰っていった。

結局最終日はプレッシャーの高い川の洗礼を受けて終わることになった。

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この日唯一釣れてくれたヤマメ。できるなら私の竿でなく友達の竿に出てきてほしかった...